駒形友梨1stミニアルバム[CORE] 全曲レビュー

 

今年8月下旬あたりにミニアルバムの発売が決定してから早3か月、待望の1stミニアルバム[CORE]が発売となったので早速買ってきて全曲聴いてみました。

発売前から初視聴時の感想の備忘録を書こうと思っていたので、せっかくなのでブログに残してみることにしました。

音楽知識と語彙に乏しいので拙い文章になりますが、最後までお付き合いして頂ければと思います。

 

 

まずアルバムの全容ですが、全7曲の新曲で2,500円。

インストとヴォーカル部分のみ抽出した1曲が収録されたCD付きの限定版が店舗別に3種類のリリース。自分はアニメイトの限定版を購入。

後述しますが買うならぜひこちらの店舗限定版の購入をオススメします。

 

それでは1曲ずつの感想を。

 

 

  1. starting in the haze

ミニアルバム1曲目は、落ち着いた雰囲気のプロローグ的な曲から。

初聴きの感想は「幻想的」。今回のミニアルバムってこんな雰囲気なんだって察してワクワクしました。

2分ほどの短い曲で、囁くような声で始まるAメロから始まり、サビではファルセットが使われてゆったりとした曲ながらも気分が高まるような曲です。

 

  1. メイズ

1曲目と2曲目の間に空白が設けられておらず、自然と繋がるように作られていて初聴きの時は「やってくれた~~~これこれこれ~~~~!」って感じでした。

曲調としては透明感のあるピアノロックで、駒形さんは本当にこういう曲が似合う声をされているな、と思いました。

間奏には日本語詞、英語詞の2種類のコーラスがあってそれぞれ1番と2番でメロまで変わるという手の込みよう。2番ではメロとコーラスが反復する構成になっていて聴き応えがあります。

コーラスの”somewhere bell rings in the maze”の歌詞で1曲目のタイトルと韻を踏んでるのも秀逸だし、1,2曲目を聴いただけでもう既にこのアルバムの「本気感」が伝わってくる、恐ろしい。

 

  1. クロックワイ

本ミニアルバムのリード曲。

この曲に関しては先月に参加した京Premium Liveで初歌唱されたのを聴いていたので初聴きではないですが、改めて家で聴いてみた感想が「やっぱり駒形さん、間違いない。」でした(オタク~)

作曲は駒形さんの1stシングルc/wであり僕が宇宙一いい曲だと思っている「Lonely Blueが終わる頃には」を手掛けた原知也氏。

自分自身こういう横ノリ曲が大好きなので、そこに駒形さんの柔らかくも力強いヴォーカルが乗って早くクラブで聴きたいって感じです。俺を踊らせてくれ~~!

自分が買ったアニメイトの特装版CDにはこの曲のヴォーカル部分のみのトラックが収録されています。駒形さんの感情のこもったロングトーンからきめ細かいブレスまでバッチリ聴けるので是非買いましょう。

また、この曲はMVがYouTubeで聴けますので駒形さんの曲を聴いたことのない方もぜひここから試してください。

 


駒形友梨 / クロックワイズ(Short Ver.)

 

  1. It’s HEAVEN

ミドルテンポのR&B調楽曲でこれまた横ノリが捗る曲。跳ねるベースの主張が強くてハチャメチャにノれる。

今回のミニアルバムは結構攻めるな~と初聴きの時は思ってました。こんな楽曲も聴かせてくれるのか、とこれからの路線展開にワクワク。

個人的なオススメポイントはラスサビの一瞬の落ちサビ。この瞬間にパーカスが追加されるのがお見事すぎた。

歌詞も今までの詞的なものから急にキャッチーになってハッピーな感じになれます。

これはインタビュー記事を読んで気づいたんですけど、駒形さん自身が英語詞を歌うのが初めてらしく、「PM fromからAMの瞬間」とか音感的に楽しいフレーズを音として捉えて歌うよう意識したらしいです。普段の駒形さんは歌詞の意味に感情を込めて歌うイメージがあったので、初聴きの時の違和感というか真新しさはコレか~と一人で納得してしまいました。

 

  1. 時の葉

駒形さんによる作詞のバラード。

初めての作詞でピアノバラードをチョイスするあたりがさすが…!って感じでした。

4曲目とは打って変わって歌詞の一つ一つに感情が込められているのが伝わってくる。

アルバムタイトルの[CORE]にある通り、駒形さんの核である歌声が全面的に押し出されているし、今回のミニアルバムでやりたいことがビシビシと伝わってきた気になっています。

 

  1. ソノヒ

謡曲テイストで全体的に落ち着いた雰囲気の曲、駒形さんの楽曲はサウンドが落ち着いた曲が多いんだけどこの曲はヴォーカルも落ち着き気味。だけどサビの後はフェイクが入ってて初聴きの時はイイネェ~って言ってました。引き出しの多さにビビる。

イントロは2小節ごとにクラップ音が入るんだけど、その1音目だけやたらデカくて前曲から続けて聴いた時に前曲の湿った空気を持ち越さないようにそうしてるのかな~と考えてみたりしてました。

 

  1. Talk 2 Night

今の季節にピッタリのクリスマスソング。

全体的に暗い雰囲気の楽曲の多い本アルバムですが、最後はハッピーな感じでまとめてくるのはバランス的にも印象が良いな~と初聴き時に思いました。

サビは馴染み深い駒形さんの歌い方で、アイマスの楽曲しか聴いたことのない人でも自然と聴ける楽曲なんじゃないかと思っています。

 

総評

100点満点中………54769327812382046803294694点!!!!!!(オタク~)

元々キャラソンを歌っていた駒形さんの本領を発揮できるようなナンバーからこんな曲まで歌えるのか!?という挑戦的なナンバーまで揃っていて7曲のミニアルバムの中に無限の可能性を感じました。

圧倒的なヴォーカル力に加えて、それを更に引き立てるサウンドがあってかなり完成度の高いミニアルバムだなとそう思いました。(贔屓目もありますが)

6月末にデビューシングルが発売して半年内にこのミニアルバムが発売、1stライブも決まり、駒形さんのこれからの活躍にめちゃめちゃ期待してしまいます。

 

拙い文章でしたが、最後まで目を通して頂きありがとうございます。

この文章を見て一人でも駒形さんの楽曲に興味を持っていただけたらと思っております。